当社では対面授業とオンライン授業のハイブリッド授業を取り入れています。新型コロナ収束後もオンライン授業を廃止するのではなく、それぞれの良い面を取り込んだ授業を実施しています。主に正規授業時間内は対面授業、放課後や休日にはオンライン・オンデマンド授業を実施するなど、学生の理解の進捗に合わせてフォローアップしていきます。
オンライン教育で日本語教育をするメリット
日本語筆記力の向上
オンライン教育では、筆記でのやり取りが増えるため、実習生の日本語の筆記力が向上します。特に介護職種の実習生にとっては、業務上での日本語での正確な書き取りが求められることがありますので、正しく日本語が書ける能力は非常に重要です。
電話での会話マナーの習得
オンラインでの会話練習は、通常の会話だけでなく、電話での会話マナーを学ぶ機会にもなります。電話では声だけでコミュニケーションを行うため、正確な発音や文法の日本語が求められます。オンライン教育を通じて電話での会話スキルを磨くことで、実習生の日本語でのコミュニケーション能力が向上します。
グローバルゲートアジアのオンライン教室の特徴
対話重視の教育スタイル
グローバルゲートアジアのオンライン教育は、教師と実習生との双方向のコミュニケーションを重視しています。一方的な情報伝達ではなく、対話を通じて実習生の理解を深め、学習の質を向上させています。
継続的な評価と進捗管理体制
日々の小テストや週末の確認テスト、進級テストを通じて、実習生の学習状況を把握しています。さらに、学習期間中も監理団体や受け入れ企業への報告書を提出し、進捗管理を行っています。また、オンライン面談を通じて実習生のニーズや課題を把握し、適切なサポートを提供しています。
学習環境の見える化
実習生の現状能力を把握するため、毎日の小テストや確認テストを通じて学習の進捗を可視化しています。これにより、実習生自身も自分の学習状況を把握し、目標に向けた努力を継続することができます。
オンライン教育のカリキュラム例
使用教材と勉強時間について
オンライン教育では、使用教科書として「みんなの日本語初級Ⅰ」(N5レベル)、「みんなの日本語初級Ⅱ」(N4レベル)、および「総まとめ」(N3レベル)を使用しています。
日本人による会話授業がスタート
日本人の先生による会話授業がスタートしました。各クラスには日本人の先生と実習生が参加し、1コマ30分の会話指導をおこなっています。会話授業では、メッセンジャーのグループチャット機能を活用しています。
オンライン教育独自のカリキュラム
一般・介護職種共通
- 使用するツール:Facebookメッセンジャー・YouTube・Zoom。教育内容や接続環境に応じて使い分けています。
- 日本語の小テスト:授業時間内に言葉、漢字、文法の小テストを実施し、理解度のチェックを行います
- 確認テスト:毎週金曜日に1週間のまとめとして確認テストを実施し、習熟度をチェックします。
- 自主学習:実習生は授業時間外でも自主的に学習できる環境を提供しています。
介護職種
- 介護単語テスト:週に3回、専門用語の習得を重視しています。
- 日本語会話:毎日30分間の日本語会話を実施し、実習生の日本語コミュニケーション力を強化します。
- ゲーム形式の授業: 早押しクイズ形式の授業を実施し、楽しく学べる環境を提供します。
- 確認テストと解説:オンライン教育が進められる範囲を終了した実習生には確認テストを実施し、成績が良い実習生には新たな課題を与えます。理解が不十分な実習生には解説の時間を設け、集中的に説明を行います。